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▼ ベストメカコレクションNo.27 1/550 SCALE ジオン軍モビルアーマー ビグザム ▼

 (写真左) 今回は『ビグザム』です。
 (株)バンダイから1981年9月に発売されたキットです。(また調べた。)

 (写真中央) 箱の側面“塗装済み完成品の参考写真”では、かなり明るい緑色に見えますが
 今回は暗めの緑色にして重厚なイメージで塗装する事にしました。

 (写真右) 組み立て説明書をチェック。 関節を塗装しやすいように改造するのが大変そう。
 ちなみに今回は『グラブロ』の時みたいに“設定”というところが無かったので、細かい設定や
 各部の名称はインターネットで検索して詳しく調べました。(こういう作業も結構楽しい。)
 

▼ 制作工程(足・その他) ▼

 (写真左) 足首から上はこんな感じでつながります。 関節は全てポリパーツに変更しました。
 ちなみに、足首と足の付け根(股)の関節は、それぞれ『ボールジョイント』に改造しています。

 (写真中央・右) 腿のパーツはくびれた部分で二分割してポリキャップで接続。 これで左右に
 スイングできるようになり、可動範囲も広がりました。
 


 (写真左) ポリキャップとプラパイプを組み合わせたパーツ。 腿の内部に入っています。

 (写真中央) 上記パーツはこんな感じで入っています。 膝の関節部分には組み立てた時に
 ポリキャップが見えないように、プラ板でカッコ良い囲いを作りました。

 (写真右) 脛側の膝関節を裏から見たところ。
 


 (写真左) 爪付きの足首パーツ。 脛と接続する関節はボージョイントに変更しました。

 (写真中央) 爪が細くて小さくて貧弱なのでプラ板を貼り付けて大型化。 頑丈で強そうな感じ
 になりました。 ちなみに、爪は全部接着しています。 設定では、爪は取り外しができる方が
 良かったのですが.....接着した後で気付きました。

 (写真右) 股関節のパーツ。 ここのポリキャップと腿のボールジョイントがつながります。
 


 (写真左) 改造前の股下のノズル。

 (写真中央) 改造後の股下のノズル。 中にプラパイプを仕込んで、縁は削って薄くしました。

 (写真右) これは『大型メガ粒子砲』という口のようなパーツです。 内部が殺風景だったので
 くり抜いて市販のプラパーツを色々つめ込んで、それらしく加工してみました。
 

▼ 制作工程(本体) ▼

 (写真左・中央) まずは、本体をぐるっと一周する『全周囲メガ粒子砲』の穴を全て開口。

 (写真右) 『全周囲メガ粒子砲』は、本体上パーツとの接着面になるところなのですが、ここは
 パーツ同士の合いが悪くて隙間ができてしまうので、ポリパテでラインを修正してやりました。
 


 (写真左・中央) 『全周囲メガ粒子砲』の開口部には、真鍮パイプを仕込む事にしました。

 (写真右) 『大型メガ粒子砲』の接続部分はこんな感じ。 土台となる部分はプラ板やプラ材を
 組み合わせて制作し、『大型メガ粒子砲』の接続にはボールジョイントを使用しました。
 


 (写真左) 本体上部を前から見たところです。 中央の2つの穴をピンバイス開口しました。
 下の方に大きな穴が2つありますが、ここには円錐型のパーツが一体成形されていました。
 そのままでは塗装がしにくいので、パーツが合ったところをくり抜いて、円錐パーツはプラ材で
 新造しました。(改造終了後の写真を参照。)

 (写真中央・右) 本体上部(後)の4つの穴も開口しました。
 


 (写真左) 開口した穴には、それぞれに裏からプラパイプを接着して奥行きを作りました。

 (写真中央) スジ彫りがビッシリ入ったカバー(?)を接着。

 (写真右) ツノのような飾りを接着。 円錐パーツが入る2つの穴は裏から塞いでいます。
 

▼ 改造終了 ▼

 大方の改造が終ったので、一旦組み立ててみました。
 足の爪を大きくしたお陰で、ガッシリとした力強い印象になったと思います。
 


 アップで見るとこんな感じです。(この時点では真鍮パイプは取り付けていません。)
 緑色以外のところは、プラ板やパテなどで改造・修正した部分です。
 


 (写真左) 足のアップです。

 (写真中央) サーフェイサーを吹いて全体のバランスをチェック。 時々「大きくし過ぎたかな」と
 思っていた爪も、一色になると普通になりました。

 (写真右) サフ吹き後は、細かいキズや歪んだラインを修正します。
 

▼ 塗装 ▼

 (写真左) 爪の塗装。 まずは下地として爪全体に『フタロシアニンブルー』を吹き付けます。

 (写真中央) さらに爪の中心から『パープル』を吹き付けてグラデーション。

 (写真右) 写真ではちょっと分かり難いですが、青紫色の綺麗な爪です。
 


 (写真左) 本体の下地は『ツヤ消しブラック』です。

 (写真中央) エッジや凹みに下地の『ツヤ消しブラック』を残しつつ『グリーン』を吹き付け。
 ツヤが均一になっていないので、ちょっと気持ち悪いです。(足の色はこの時点で終了。)

 (写真右) 最後に『薄松葉色』を吹き付けて基本色の塗装は終了です。
 ※ 塗装についての詳細は、1/550 ビグザムのページの最下部に掲載しています。

  ビグザム 制作工程(2)へ続く。

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