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棒ヤスリの使い方】 【紙ヤスリの使い方スポンジ研磨材


* スポンジ研磨材の種類 *

 『スポンジ研磨材』は、厚さ5mmのスポンジシートの表面に研磨材を塗布した物です。
 
 中目(120〜180番相当)、細目(240〜320番相当)、極細目(320〜600番相当)、
 極極細目(800番〜1000番相当)、超極細目(1200番〜1500番相当)の5種類が
 あるので、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。
 
 『スポンジ研磨材』 適度な厚み。


* スポンジ研磨材の使い方 *
 
 基本的な使い方は『サンドペーパー』と同じです。 適当な大きさに切って指でつまんだり、
 時には折り曲げたりして、磨きたい面に合わせて使用します。 力の加減に十分な注意が
 必要な事もペーパーと同様です。
 
 柔らかいスポンジ状なので、平面を磨く作業には適していないようですが、買ったばかりの
 新品のスポンジ研磨材には、多少の硬さと張りがあるので、“大まかな平面磨き”でしたら
 ある程度対応できます。 また、厚みがあるため、入り込んだ箇所の研磨や細かい作業も
 不向きなようです。
 
 目詰まりしたスポンジ研磨材は、水洗いして再使用できるという利点があります。
 少々研磨力は落ちますが、今度は“仕上げ用”として使えます。
 
 裏面から切る事。 折り曲げて使用。 細かい作業には不向き。


* スポンジ研磨材の特徴 *
 
 適度な厚みと適度な弾力のある『スポンジ研磨材』は、“曲面磨き”には最適です。
 柔らかいので、『サンドペーパー』のように角で表面をキズ付ける心配もありません。
 
 曲面を磨く作業は、『サンドペーパー』で行うと平らな面ができてしまう事もあって、ナカナカ
 難しいものですが、スポンジ研磨材は曲面に対してピッタリフィットするので、ペーパーでは
 真似できない使い心地の良さがあります。
 
 このような曲面に最適。 曲面の研磨作業。 球面の研磨作業。

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