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硬化後の加工
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造型方法
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硬化後の加工
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* 切削作業 *
『粘土造型』だけで作品が完成すれば問題ないのですが、多くの場合は、硬化後に削って
整形してやる事になります。 特に、シャープな造型が必要な時は、切削作業の方が適して
ると言えます。
『石紛粘土』も『スーパースカルピー』も、硬化後の切削性は良好なので、カッターナイフや
デザインナイフなどでスパスパ削れます。 だたし、硬化後の『スカルピー』は、少々もろくて
カケやすいので注意です。 カケるのを防ぐためには、切れ味の悪くなった刃はすぐに取り
替えるようにしてやる事が有効です。
硬化後のスカルピーを、
デザインナイフで切削。
石紛粘土も完全硬化後の
切削性は非常に良好。
少々カケ易いスカルピー。
クチバシの先端がカケた。
* 研磨作業 *
硬化後の粘土は、ペーパーを掛けて研磨してやる事も可能です。
『ファンド』や『スーパースカルピー』は、紙粘土のようにケバ立つ事もありません。
『ファンド』などの『石紛粘土』の場合、何度か『サーフェイサー』を吹いて表面を覆ってから
研磨作業を行なうと、さらに美しい表面に仕上がります。
スカルピーを研磨。
ファンドを研磨。
サフを吹いたファンド。
* 接着 *
硬化した『スーパースカルピー』同士の接着には、『瞬間接着剤』を使用します。
『石紛粘土』の接着には、『木工用ボンド』が最も適しているようですが、瞬間接着剤でも
粘度の高い『ゼリー状』であればOKです。 サラサラの『低粘度タイプ』の瞬間接着剤は、
表面に染み込みやすいので『石紛粘土』の接着には向いていないようです。
ちなみに、『石紛粘土』も『スカルピー』も、硬化後は各種パテの盛り付けが可能です。
接着剤各種。
木工用ボンドで接着。
各種パテも盛り付け可能。
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