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▼ SD戦国伝〈武者七人衆編〉No.36 武者斎胡頑駄無(ムシャサイコガンダム) ▼

 SD戦国伝〈武者七人衆編〉シリーズから『武者斎胡頑駄無(ムシャサイコガンダム)』です。
 可愛い2頭身のキットです。(ちなみに『SD』とは『スーパーディフォルメ』という意味です。)
 今回は、僕が小学生か中学生かぐらいの時に制作した物を作り直してみました。
 十数年振りに実家の押入から引っ張り出してきたので、ホコリが付着してベタベタです。
  

▼ 制作工程 ▼

 (写真左・中央) まずは塗装を洗い落とす作業です。 パーツを分解してラッカー系うすめ液に
 浸けながら筆を使って丁寧に洗い落とします。 (接着していなかったので助かりました。)
 子供の頃は『水性ホビーカラー』を使用していたので塗装は簡単に落ちました。

 (写真右) 塗装を洗い流してサッパリしたところで一度組み立ててみました。
 


 (写真左・中央) 頭の改造です。 まずは甘くなったスジ彫りを彫り直しました。

 (写真右) 頭頂部にはポリキャップを仕込みます。 これでカブトの着脱が安定します。
 


 カブトの改造です。 左右のツノを取り付ける穴にはポリキャップを仕込みます。
 中央には頭の方に仕込んだポリキャップに差し込むためのプラ棒を接着します。
 


 (写真左・中央) カブトのツノ(2本)は、メッキを剥がして取り付け部分にプラ棒を接着。
 ここをカブト側のポリキャップに差し込みます。

 (写真右) 次は『洗脳マスク』の改造です。
 


 (写真左) 取り付け位置をやや上にして、エポキシパテでガッチリ固定します。

 (写真中央) 顔にはワックスを塗っておいたので、エポキシパテ硬化後に簡単に剥がせます。

 (写真右) 整形して完成。
 


 腕の改造。 肘のところで切断して切断箇所をプラ棒&ポリキャップで接続します。
 これでポーズ決めに幅ができます。
  


 肩アーマー(2種)の内側は空洞になっているので、ポリパテで埋めておきました。
 


 (写真左) バックパックの改造。 2基のバーニアノズルを削り取って作り直します。

 (写真中央) 市販されているバーニアノズルとプラパイプを組み合わせて作りました。

 (写真右) 組み立てるとこんな感じです。
 


 刀が折れてたので、真鍮線で補強して修復しました。
 


 (写真左・中央) トゲトゲ付きの金棒は、プラパテ(ラッカーパテ)を筆で叩き付けるように塗り
 付けて、ザラザラしたテクスチャを付けてみました。

 (写真右) 実は鞘(さや)も兼ねています。
 


 (写真左) 守護獣『バイソン』の改造。 まず、手足内側の空洞をエポキシパテで埋めます。

 (写真中央) 頭部と胴体は、ポリキャップ(T字ジョイント)を利用して接続します。 残念ながら
 頭と尻尾が連動するギミックは省略しましたが、頭を左右にスイングできるようになりました。

 (写真右) 完成したらこんな感じ。 写真ではちょっと見えにくいですが、頭部にポリキャップが
 仕込んであり、これが『武者バイソン』になる時に役立ちます。
 

▼ サフ吹き・仮組み ▼

 ひと通り工作が終了してサーフェイサーを吹き付けた斎胡。 サフ色状態でも結構カッコイイ。
 


 (写真左) サフ吹きしたバイソン。

 (写真中央) 足の爪先の模様は、キットに付属されていたシールを貼るようになっていたので
 すが、ここは市販のプラパーツとスジ彫りで再現しました。

 (写真右) 肩アーマーには、市販のリベットパーツを追加しました。
 

▼ 塗装 ▼

 (写真左) 今回の塗装はグラデーション無しなので楽チンです。 面倒なのはマスキングだけ。

 (写真中央・右) 瞳はエナメル系塗料で手描きです。 本来、目にはキット付属のシールを貼る
 ようになっていたのですが、そもそも今回のキットは僕が小中学生の時に制作した物なので、
 当然、シールは汚れて使い物にならない状態なのです。
 


 黒目が描き終わって完全に乾燥したら、今度は白で瞳の光を描き込みます。 これで完成。
 


 足の爪先の模様も、本来はキットに付属されているシールを貼るようになっていたのですが、
 ここもエナメル系塗料で手描きです。 少し省略していますが、こんな感じでいかがでしょう?
 

▼ 組み立て ▼

 (写真左・中央) まずは、左右の足を取り付けます。

 (写真右) 取り付け完了。
 


 (写真左) 腕の組み立て。 肘で2分割された腕を差し込みます。

 (写真中央) 1つ目の肩アーマーの取り付け。 ここは外す必要が無いので接着しました。

 (写真右) 2つ目の肩アーマーの取り付け。 ここは接着せずに差し込むだけで完了です。
 


 (写真左) 完成した腕です。

 (写真中央) 左右の腕を取り付けます。

 (写真右) 取り付け完了。
 


 (写真左) カブトの組み立て。 まずは、本来 シールになっている前立ての中央部に市販の
 丸ノズルを接着します。

 (写真中央) 前立てをカブトに取り付けます。

 (写真右) 左右のツノを差し込みます。
 


 (写真左) カブト完成。

 (写真中央・右) 完成したカブトを頭にかぶせます。
  


 (写真左・中央) バックパックの組み立て。 左右のバーニアノズルを取り付けます。

 (写真右) 完成したバックパックを背中に取り付けます。
 


 (写真左) バックパックの取り付け完了。

 (写真中央) 頭を取り付けます。

 (写真右) 取り付け完了。
 


 (写真左・中央) 鞘を兼ねた『金棒』です。(仕込み刀。)

 (写真右) 背中に取り付けます。
 


 (写真左・中央) 『竜砲』の組み立て。

 (写真右) 手に持たせる事ができます。
 


 (写真左) 守護獣『バイソン』の組み立て。 ...と言っても頭を差し込むだけです。

 (写真中央) 取り付け完了。

 (写真右) 下を向くバイソン。
  


 完成した武者斎胡頑駄無と守護獣バイソン。
  


 (写真左) 『洗脳マスク』です。 裏から見たらこんな感じです。

 (写真中央) 取り付けます。

 (写真右) 洗脳完了。
 


 『洗脳マスク』を装着して悪者になった武者斎胡頑駄無。(完成品の画像はこちら。)
 

▼ おまけ画像 ▼
「お、ムサ、ムシャシャイ、ムサシャ.....。」「お、ツボ巣じゃ。」
「こっち来るなや!」「ちょっとー、誰かー!」
「このおじさん変なんです。」「金棒は?」

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