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| 【切削工具】 【スジ彫りの基礎】 【スジ彫り上級篇】 |
『曲面に対して直線』のスジ彫りをする時には、まず『冶具（ジグ）』が必要となります。 『冶具』には、薄くて柔らかめの『テンプレート』や『プラ板』がよく使われますが、その他に、 『ビニールテープ』や『マスキングテープ』なども便利です。 これらを直線のガイド役として スジ彫りを施していきます。 スジ彫りをする工具はというと、比較的ゆるやかな曲面であれば『Ｐカッター』でＯＫですが 多少複雑な曲面に対しては、『ケガキ針』や『目立てヤスリ』が便利です。 特に『目立てヤスリ』は、曲面に直線をケガく時には最適の工具だと思います。 |
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| 薄いプラ板の利用。 | 目立てヤスリでスジ彫り。 | 完成。 |
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| マスキングテープの利用。 | Ｐカッターでスジ彫り。 | 完成。 |
『曲面に対して曲線』のスジ彫りをする時には、『治具』が使用できない事が多々あります。 曲面に便利な『ビニールテープ』や『マスキングテープ』を『治具』にできれば良いのですが 複雑な模様などを彫る時には、やはりこのような冶具は適していません。 そんな時は、『ケガキ針』や『目立てヤスリ』を使って『フリーハンド』でスジ彫りをします。 『フリーハンド』でのスジ彫りは、非常に神経を使うので疲れる作業になりますが、とにかく 失敗しないように丁寧に慎重に彫る事が、スジ彫りを綺麗に仕上げるコツです。 |
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| ナイフでアタリを入れる。 | 目立てヤスリで彫る。 | 完成したツノ。 |
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| ペンでアタリを入れる。 | ケガキ針で彫る。 | 完成した模様の彫り込み。 |
デザインナイフの『替刃』と『曲尺（かねじゃく）』を利用して、地面に平行な線を簡単に彫る 事ができます。 まず、セロハンテープなどでデザインナイフの『替刃』を『曲尺』に固定して 凹凸の無い場所に垂直に立てます。 その『替刃』の先端をスジ彫りを施す面に軽く当てて ゆっくり平行に動かしてやればＯＫです。 地面からの距離を正確に測って彫る事もできる便利技ですが、安定感が悪いのが弱点。 安定感を重視する場合は、曲尺では無く、立方体（正確な物）を使用すると良いでしょう。 |
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| 『デザインナイフ』の替刃を 『曲尺』に固定。 | 『曲尺』を垂直に立てて、 平行に動かす。 | 完成した平行ライン。 |
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