* 接着剤について *
プラ材の接着には、『プラスチック用接着剤(スチロール樹脂系接着剤)』が適しています。
『瞬間接着剤』でも可能ですが、より強力な接着にはやはり『プラ用接着剤』が確実です。
プラ材同士を接着する場合、『瞬間接着剤』と『プラ用接着剤』では大きな違いがあります。
『瞬間接着剤』は、接着剤そのものが硬化して素材同士を接着させるため、接着したプラ
材の間には硬化した『瞬間接着剤』の硬い層ができます。 硬化した『瞬間接着剤』の層は
非常に硬い反面、弾力が無いため、曲げる力や衝撃に弱いという欠点があります。
これに対して『プラスチック用接着剤』は、プラスチックの表面を“溶かして接着”します。
溶けたプラスチック同士が一体化するため、強力で確実な接着が可能です。
欠点は、乾燥時間が長い事です。 接着後に切削作業をする場合は、最低でも1日以上は
そのまま放置しておく必要があります。 また、『プラスチック用接着剤』では、『スチロール
樹脂系』以外のプラスチック素材は接着できないので注意です。
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