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▼ ベストメカコレクションNo.9 1/144 SCALE ジオン軍モビルスーツ 改良強化新型 グフ ▼

 (写真左) 別項で『ドダイYS』を作ったので、当然のように『グフ』も制作する事にします。
 (株)バンダイから1980年11月に発売された いわゆる“旧キット”です。
 最近は『HGUC』というリファインされた新しいガンプラがありますが、個人的にはあんまり好き
 じゃあないので、今回はあえて旧キットの『改良強化新型 グフ』を選択しました。

 (写真中央) まずは組み立て説明書をチェック。 今回は『ドダイYS』のおまけとして制作する
 つもりなので、あまり“可動”にはこだわらずにサラッっと制作する事にします。 ...が、やっぱり
 『HGUC』の方が良かったかなー とちょっぴり後悔。(何しろカッチョ悪い。)

 (写真右) 箱側面の写真には、様々なポーズをとる『改良強化新型 グフ』の勇姿。
 ...でも、武器は『ムチ』。 ぐふふ。
 

▼ 制作工程 ▼

 (写真左) 足首の関節は、『ドダイYS』に乗せる事を考慮して『ボールジョイント』に改造。

 (写真中央・右) 足首のボールジョイントの受けには、『ポリキャップ』を使用しました。
 膝(ひざ)はエポキシパテを盛って整形。 脛(すね)はプラ板とポリパテで裾の部分を延長。
 


 (写真左) 膝(ひざ)の関節は、簡単な“後ハメ式”のプラ関節に改造しました。

 (写真中央) 足の付け根の関節は、ボールジョイントによる“縦ハメ式”に改造。 腿(もも)の
 内側にあった元々の関節の穴はポリパテ埋めました。

 (写真右) 完成した足。 裾を延長したのでちょっぴりカッコ良くなりました。
 


 (写真左・中央) 胴体の改造。 両肩と首の関節にはポリキャップを埋め込みました。
 グレーの部品は、(株)コトブキヤの『モデリングサポ−トグッズ 丸ノズル』です。

 (写真右) 足の付け根の関節はボールジョイント(凸)に改造。
 


 (写真左・中央) 頭の形状はポリパテで整えて、ひさし(?)はエポキシパテで大型化。
 モノアイ(目)には、(株)コトブキヤの『モデリングサポ−トグッズ 丸モールドU』を接着。

 (写真右) 口は一度切り抜いて、中のスリット(白いところ)をプラ板で新たに作り直しました。
 


 (写真左) 腰と頭のパイプも丁寧に表面処理。 めんどくさいけど大事な作業です。

 (写真中央・右) ちょっと複雑な肩関節の仕組み。 L字型のプラ棒(ランナー)とポリキャップを
 組み合わせて改造しました。 腕との接続にもポリキャップを使用します。
 


 (写真左・中央) 腕の改造。 手首の接続はポリキャップに改造して、『ヒートロッド』射出口の
 バルジはエポキシパテで整形・大型化しました。

 (写真右) 内部には『1/144 量産型ザク』の腕パーツ(黄緑色の部分)をカポッとハメ込んで、
 プラ棒で肘と接続させるように改造しました。
 


 (写真左) 肘関節は、プラ棒・プラパイプ・『モデリングサポ−トグッズ 丸モールドU(マイナス
 モールド)』などを組み合わせて制作しました。

 (写真中央) 腕は、その肘関節部分で接着します。(残念ながら肘は可動しません。)

 (写真右) 腕と肩との接続はポリキャップに改造してあります。
 


 (写真左) 改造が終わり完成した右腕。

 (写真中央) 同じく完成した左腕。(こっちはなぜか『1/144 シャアザク』の腕パーツ。)

 (写真左) 『グフ・シールド』の裏の改造。 プラ板やジャンクパーツでディテールアップ。
 


 (写真左) 『ヒートロッド』を持つ手首です。 上記の通り、改造して足が長くなったので、それに
 合わせてヒートロッドも延長してあります。 “ジャンクパーツ”として保管しておいた『昔作った
 グフのヒートロッド(色が違うところ)』を必要な長さだけカットして接着。

 (写真中央) こちらは『ヒートサーベル』を持つ手首。 これも、ジャンクパーツとして保管して
 おいた『プロトタイプガンダム』かなんかの手を改造して制作しました。 『ヒートサーベル』は、
 同スケールの『モビルスーツ用 武器セット』から。

 (写真右) これが『武器セット』です。 箱には『ヒートサーベル』ではなくて『グフ・サーベル』と
 書いてあります。 どっちでも良いけど。
 他にも『ミサイルポッド』や『バズーカ』なんかも付いていますが、今回は使いません。
 


 (写真左) 一通りの改造が終わったので、とりあえず組み立て。

 (写真左) その後『サーフェイサー』を吹いて全体の細かいキズなどを確認・修正します。
 

▼ 塗装 ▼

 (写真左) まずは下地の塗装です。 胴体などの“濃い青色”の下地は『ネービーブルー』。

 (写真中央・右) 手足などの“明るい青色”の下地は『ブルー』です。
 


 (写真左) “濃い青色”は、『ネービーブルー』の下地に『フタロシアニンブルー』を塗装です。

 (写真中央・右) “明るい青色”は、『ブルー』の下地に『インディブルー』を塗装しています。
 どちらもスジ彫りの周辺やエッジ部分には下地の色を残して立体感を強調しています。
 


 (写真左) ここで、設定とは異なりますが各部に“白いライン”を施してやろうと考えました。
 写真は、そのためのマスキングです。

 (写真中央) ビシッと決まった白いライン。 なかなかカッコイイ。

 (写真右) シールドの裏は『黒鉄色』で塗装。
 

▼ 組み立て ▼

 胴体の組み立て。 『バックパック』と『動力パイプ(2本)』を接着してあっという間に完成。
 


 足の組み立て。 足首はボールジョイントとポリキャップ、膝はハメ込み式のプラ関節です。
 


 右腕の組み立て。 すべてポリキャップで接続しています。(肘は無可動)
 


 左腕の組み立て。 こちらもシールドの取り付けを含めてすべてポリキャップです。
 


 頭の組み立て。 『ブレードアンテナ』と『動力パイプ』を接着して完成。
 


 (写真左) 胴体に足を取り付けます。 (関節はボールジョイント。)

 (写真中央・右) 左右の腕の取り付け。 (関節はポリキャップ。)
 


 (写真左) 頭の取り付け。 ここもポリキャップです。

 (写真中央) 足の裏には金属板。 『ドダイYS』に乗せた時に、『ドダイYS』側に内蔵した磁石と
 くっ付けるための物です。

 (写真右) これで完成!(完成品の画像はこちら。)
↑下から見上げると特にカッコ良い。

▼ おまけ画像 ▼

 (写真左) 実は、塗装終了後に一回手直しをしています。 完成して組んで見ると、『太もも』が
 細くてカッコ悪かったので...。

 (写真中央) エポキシパテを盛ってボリュームアップしています。

 (写真右) これで完成。
 

BEFOREAFTER

 足の可動範囲はさらに狭くなってしまいましたが、ガッシリとした力強い感じになりました。
 

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