携帯ストラップの原型として制作した2匹のサルです。 ハワイのお土産屋さんで人気のTシャツにデザインされていた物を立体化しました。
♂♀両方とも高さは約20mm、横幅が♂は約20mm、♀は約18mmです。 素材はポリパテ80%、エポキシパテ20%という感じです。 サル(♂)のしょってる「ヤシの木」の幹は、ライターの火であぶって曲げたプラ棒(丸)を 適当な長さに切断して成形した後、スジ彫りを施して制作しました。 上下の葉っぱは、別個にエポキシパテで制作して接着です。 塗装はいつも通りラッカー系塗料で、部分的にエナメル系塗料を使用しました。
デザイン重視で正確に作る作業だったので、大変な反面デザイン的な事で迷う事が無く 安心して作業できましたが、とにかく小さいので苦労しました。(100円玉と同じくらい) 作業中に手足や尻尾がポキポキポキポキよく折れて何度も泣かされました...。 手足や尻尾には、一応「芯」として真鍮線が入っているのですが、そもそも芯そのものが 細過ぎるのでほとんど役に立ちません。ヤスリ掛けにも一苦労です。 顔の輪郭のスジ彫りも大変でした。 実は「ヘソ」もスジ彫りになっています。 こんな小さい物ですがシッカリ型取りもしました。 ...僕にとってはナノテクノロジーです。 |