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↑複製も作ったので並べてみました。

2007年制作 「民生坊や」

 毎年恒例となりつつある広島市民球場の企画チケット、「Rock Seat 2007」のために
 制作した首振り人形の原型です。 高さは12cmくらいだったと思います。(←忘れた。)

 素材はスーパースカルピー50%・エポキシパテ20%・ポリウレタン樹脂30%。
 部分的にポリパテやアルテコSSP‐HG(瞬間接着パテ)、プラ板、アルミ線なども使用して
 「頭」、「腕×2」、「胴体(足も含む)」、「キャッチャーマスク」と分割して制作しました。
 塗装はおもにラッカー系塗料で、ユニフォームの縞模様や文字・マークなどの細部には
 エナメル系塗料を使いました。(いつも通り。)

 制作に当たっては、やはりキャッチャーのプロテクター関係に苦労しました。
 資料を集めてよく調べてみると、プロテクターには色んな形状がある事が分かりました。
 どの形状にするかとか、デフォルメされた作風に合わせて効果的に省略する部分などを
 よく考えて制作しました。

 最も苦労した「マスク」は、まずアルミ線とアルテコでフレーム部分を制作して、その後、
 エポキシパテでマシュマロみたいな白い部分を裏側から盛り付けました。
 後頭部に見える 装着するためのバンド(?)部分は、細く切り出したプラ板を指で曲げて
 クセを付けて制作しました。 こうやって書くと、アッサリ出来あがったような印象を受ける
 かも知れませんが、本ッ当に大変でした。 しかも、これ 型取りして複製までやりました。

 実際に販売される完成品には「ギター」も付属する予定だそうです。
 下の写真は、その「ギターを背負った完成品の姿」と制作途中のおまけ画像です。
 

ギターを背負った「完成品」の姿

制作途中画像
 プロテクター(胴)の制作。
 基本は『エポキシパテ』。
 
 ボコボコした凸凹の表現は
 『アルテコSSP‐HG』の表面
 張力を利用して再現。
 
 足のプロテクター。
 2種類の『エポキシパテ』で
 制作しました。
 
 ほぼ完成。 胴体の素材は
 『スーパースカルピー』。
 
 『アルミ線』と『アルテコ』で
 マスクのフレームを制作。
 
 裏から見たマスク。
 まだアルミが剥き出しです。
 

 下はサフ吹き後の写真です。
 この時点ではちょっと上を向き過ぎていたので、後に修正してから塗装しました。

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